展覧会×おじさんシリーズってなに？
著書『おじさん図鑑』など、長年第一線でおじさん研究を続けている、イラストレーター・なかむらるみさん。
そのなかむらさんが、各美術展のモチーフを「おじさん化」したイラストを描き、それをグッズ化したものが「展覧会×おじさんシリーズ」です。
これまでの展覧会×おじさんシリーズをご紹介！
「兵馬俑と古代中国展」（2022年11月～2023年2月＠上野の森美術館）
ステッカー
ホログラムステッカー（左から、テレワーク中・サウナ中・ソロキャン中）
兵馬俑日焼けし過ぎおせんべい
古代中国で死者を埋葬する際に一緒に埋葬されたのが兵馬俑。
そんな兵馬俑をおじさんに見立て、ナゼか古代中国からやって来て、テレワークをしてみたり、ソロキャンしてみたり、現代のおじさんとして色々楽しんでもらっています。
ちなみに「兵馬俑日焼けし過ぎおせんべい」は、老舗せんべい店「雷神堂」の名物商品とコラボ。同店の名物商品である「十度づけせんべい」など、何度もタレにくぐらせ何度も焼いたせんべいを日焼けした兵馬俑に見立てて販売した商品です。
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」（2023年6月～2024年3月＠東京国立近代美術館・佐川美術館・名古屋市美術館）
手ぬぐい
ステッカー
しおり
サグラダ・ファミリアの建築家として有名なアントニ・ガウディ。
サグラダ・ファミリアの完成を待ち望むガウディと、サッカーしたり闘牛したり、陽気なスペインのおじさんたちをイラストグッズ化しました。
いくつか裏話を!
“salut!”というフレーズとともにグラスを傾ける妙齢の男女。モチーフになっているのは、なかむらるみさんのご友人が撮影したバルセロナのバルコニーでの一コマです。とても素敵な写真だったとのことで、イラスト化と相成りました！
あと、カメラを持つおじさんの「ハイ、ポテト」というフレーズは、スペインで「ハイ、チーズ」の意味です。ポテトを誰かにあげているわけではありません。(笑)