採用コンサルティングコラム

求人広告(媒体)と求人検索エンジンの違いは?-前編-

2021.07.15

#求人広告 #ノウハウ #求人検索エンジン 

採用活動をされる際に、

「求人広告を変えるのは面倒だから同じでいい…」
「営業さんが勧めてきたものが安かったからとりあえず載せてみるか…」
「どうせどの媒体使っても大して変わらないだろう…」

こんなことを思ったことはありませんか?

WEBを活用した採用市場は、求人広告(媒体)に加えインディードを代表する求人検索エンジンの登場により、この2~3年で大きな変化を遂げました。よって、それぞれのことを知っておくことが重要です。

今回は、より効果的な採用活動を実現するため求人広告と求人検索エンジンの特徴と違いについて解説していきます。

求人広告(媒体)

インターネット上で求人案件が掲載される求人広告サイト(求人サイト)のことを指します。求職者は、各媒体社が展開する求人サイトから情報を閲覧でき、ページ内から応募することができます。求人サイトはターゲットによって分別されており、ひとつの媒体社が複数の求人サイトを運営している場合もあります。

(例)                       

採用ターゲットに合わせた広告出稿ができる

各媒体社は求職者が応募の際に登録した情報をもとに利用者の情報を集積しています。男女比や年齢層はもちろん、職種などの傾向も掌握しており、その情報をもとにプロモーション展開をしています。
採用活動をしたい企業は、それらをもとに自社が求めるターゲットに合わせた求人広告を選定し出稿することが重要となります。

転職サイトを比較した場合、マイナビ転職やdodaなどの大手の総合型求人サイトでは、取り扱う業界や職種の幅が広く会員数も多く抱えています。typeやイーキャリアなどの専門向けサイトでは、専門スキルを保有していたり特定の業界に興味を持つ求職者が積極的に利用しています。

また、第二新卒向けのRe就活や女性向けに強みを持つ女の転職@typeなどサイトによって大きく特徴が異なるため、希望する人材とマッチングさせやすいサイトへの広告出稿が採用の鍵となります。

多彩なオプションで求職者へのアプローチが可能

WEBの求人広告では原稿の出稿以外に、求職者へ向けた直接的な仕掛けができることが大きな特徴のひとつです。

求人サイトに登録している特定の会員へ送るスカウトメール
会員登録している中でマッチしそうな複数の会員へ一斉に送るダイレクトメール
希望する会員向けに発信されているメルマガへの広告出稿
社員希望の方向けに大規模会場で行うイベント(合同企業説明会)

など、オプションを活用することにより企業側はターゲット層へ積極的にアプローチすることが可能です。

キャンペーン利用で上位企画への掲載や延長がお得に

WEBの求人広告は紙媒体と比べ、出稿エリアが限定されなかったり多様な機能を備えているため費用が掛かります。そこで、出稿する際に重要となるのが媒体社が展開するキャンペーンです。【上位企画掲載◯◯%OFF】【掲載延長無料】【オプション無料】など期間限定で施策されています。

価格が高いプランであるほど求職者に見つけられやすい上位で掲載ができ、他社と差別化を図ることができます。また、仕事探しが長期化していることから広告掲載も長期間設定することで応募を獲得しやすくなります。これらを満たすには多く料金が発生するため、適用できるキャンペーンを利用することが重要です。    

    

いかがでしたでしょうか。
ターゲットにより利用する求人サイトを選定し、適用できるキャンペーンを利用することでお得に掲載することが可能です。当社ではあらゆる採用ニーズに合わせたコンサルティング事業を展開しており、ご希望に応えてきたノウハウを備えています。是非ご検討ください。

次回は、求人検索エンジンについて解説していきます。